撮るぜっ、いい画!LET'S GET A GREAT PICTURE

ANNAです。
今回はアートディレクターとして、いい画(絵)を撮ることの舞台裏について。
伝えたいすべてのことは、JARINKOのカメラマンTerryがドキュメントしたこの一枚に集約されてます。

華やかさを売る業種ほど、表と裏舞台で見えるもののギャップが激しいものはないと感じる。色々な種類の撮影現場にいると、最終的に目に見えるものは、そう 見えるように功名に作られているということを知る。実際にセットで不自然に見える構図も、画面や紙媒体でみると自然に見える。近距離で見る宝塚の舞台メイ クが客席からはハンサムで美しく、より自然に見えるのと同じような原理で、ある種の強調や操作を経て作り上げられるビジュアルアートは、その制作過程と最 終形態のギャップを考えさせられるところが、作り手であり、見る側として、非常に興味深い。この作品ってどうやって出来上がったのかな、と考えさせられる ものは特に。

そして!華やかなスポットライトの舞台裏を考えさせられるのがこれ。
Irving PennによるMascara Wars, 2001

メイクの連続で充血し切ったモデルの目を撮影した衝撃的に有名な作品。美の表現のために舞台裏でのモデルの体の限界を超えた、まるで目玉の叫びを切り取っ たような一枚。このプロセスのあとに、何事もなかったかのように世界に出て行ったであろう華やかな写真や映像とのギャップなどのついて思いが巡る。モデル が最終作品をどう見捉え、思いを馳せたかというところも気になる。

生きている間に何かをつかもうと志す者には、十人十色の苦悩や努力が あって、アーティスト、強いて言うなら、特定の映像や画像の中に映る世界を作るアートディレクターとしては、描くイメージを手に入れるためにはなんでもす る。というか、火事場のバカ力的にできちゃう!もうやると決めた瞬間には危険とか恥といった概念が無い(危険)。ロスで予算がない映画を撮影の現場にいた りすると、スタッフが警察のふりをして高速道路の通行を無断で止めたり、もう人生掛けの制作現場だったりする。
めちゃくちゃだ。
愛って狂気。クレイジーなことを人に平気でさせちゃう。

なにはともあれ、JARINKOの撮影に関しては、この愛するハナクソカップルと、パートナーであるMINAMIトリオの最高の画を残すべく、L.A.屈指のお洒落でヒップなアートディストリクトで、わたしは真剣に木馬になった。。。
かわいいミニクーパーが通り過ぎたり、かわいい女の子のスニーカーが通るのを横目で見ながら、じーっと。。。耐え抜いた。稲中的ギャグな一コマだけども、偶然ストリートで出逢ったこの壁張り作品を完璧な構図で背景に納められたのも、「道具が無いなら作れ」メンタリティーで撮影に立ち向かったインディーズ魂の現れです。

でも思い出すと、この「ANNA木馬プラン」、カメラマンTerryのアイディアだよな(弟)。一緒に生きて来ただけにちゃんと姉のポテンシャルをわかってる。んぐぐ

「あー腕立てしといてよかった。まじで。。。」
なんて思いながら、MINAMIがシャッター音と共にポーズを変えるたびに感じる振動に、ある種の孤独な死を覚悟する人間木馬a.k.a.アートディレクターでした。

可愛く撮れてるでしょ、このトリオ?♥
最高にアホですてきなハナクソカップルを、どうぞよろしく!
OHANA

大和JARINKO魂 百まで
LOVE,

ANNA